生きることの素晴らしさ

犬橇

POWRÓT
生きることの素晴らしさ

ブロニスワフ・ピウスツキは、1888 年 2 月 19 日にルィコフスコエから弟たちに宛てた手紙に次のように書いている。

「親愛なるヤネクとカスペレク、

〔前略〕今日は〔中略〕ギリヤークたちの移動手段について説明しよう。彼らは、我々の国とは違って、道路がなく、狭い道しかない森に住んでいる。これだけでも彼らは大型牛は飼えないという結論になる。

実際、彼らに仕える唯一の飼いならされた動物は犬だ。彼らは特別な犬種さえ飼育している。中型の犬で、我が国の一般的な犬と同じように、鋭い鼻口部と小さく突き出た耳を持っている。夏は、これらの犬は飼い主の家の唯一の警護者としての役割を果たす。ギリヤークの家であるユルタの中に住む小さな子犬を連れた雌犬を除いて、犬たちはすべていつも繋がれている。冬は細長い橇に付けられる。犬たちは引き具を付けられないが、首のロープで一本の長いロープに結び付けられるため、一頭が他の一頭の後ろにと、一列になって進む。正面の先頭の犬は非常に大切で、高い値段がつく(10ルーブル)。橇に乗っている間、犬たちは非常に攻撃的で、橇に乗っているギリヤークに近づいたら、道から離れなければならない。犬が歩いている牛や人間すら引き裂くという事件が何度かあった。

ギリヤークは犬たちに魚を与える。夏には死んだ魚を与え、冬に備えて「ユーコラ」と呼ばれる天日干しの魚を備蓄する。ギリヤークが村に到着すると、犬をどこかに繋いで魚を与える。犬の歯は恐ろしい。絶え間なくうなり声を上げる。私たちの犬は彼らを怖がっている。

大変な速度で犬橇を乗り回すことができる。犬は時速20 ヴェルスタ(約 20 km 強)で走る。ギリヤークが長途の旅に出たり、荷物を引っ張ったりする場合は、12頭以上の犬が橇に付けられる。この地の道路と雪では犬は不可欠であり、非常に便利だ。冬になると、シベリアからの郵便物はすべて「スキー」、つまり犬橇で運ばれる。御者は手綱ではなく、舌とブレーキ(つまり、鋭利な棒)で犬にブレーキをかけて、指示を出す。彼は「カユール」(または「マシェル」—犬橇の御者—編者)と呼ばれている。

今日はここまでにして、これらの人々については別の機会に詳しく書くよ。」

犬橇の写真、ドルスキニンカイ市立博物館 (www.druskininkumuziejus.lt) のコレクションより

犬橇に興味のある方へ

これらは現代の用語であり、国際的なコマンドである。

Ilustracje zaczerpnięte z http://blogzdrowypies.pl/zabawa/psi-zaprzeg/.
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