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エウゲニュシュ・ロメルの回想録中の肖像画
POWRÓT
遺産
「アドマス・ヴァルナスが描いたものですか?それは問題のものですか?」
典拠
エウゲニュシュ・ロメル『リトアニアのポーランド人の歴史より 回想録 1871–1939年』、マリア・ロドヴィチ編、ワルシャワ、「マルチアート」、2014年(ポーランド語)
「1926 年5 月のクーデターの後、ポーランドとの直接の接触を断たれたため、リトアニアの少数派ポーランド人の状況についてユゼフ・ピウスツキ元帥に知らせたいと思った。その口実は、元帥の兄ブロニスワフ・ピウスツキの肖像画をユゼフ・ピウスツキに渡すことだった。私たちはそれを見つけて購入したのである。その肖像画をユゼフ・ピウスツキに渡すべく、彼らは私をワルシャワに派遣した。元帥は私をとても親切に迎え、ほぼ一時間私を引き留めて、リトアニア問題について自分の考えを述べたが、私が話すことは許さなかった。従って、私はリトアニアのカウナス地方における私たちの状況について、元帥に報告することはできなかった。別れに際して、彼は私に副首相のカジミェシュ・バルテル教授のところへ行くよう指示した。数年後のある日、私の息子レッドが学んでいたリヴィウで、私はバルテル教授に会った。彼は私を完全に覚えていて、元帥の指示も覚えていた。元帥は当時ワルシャワで、ロメルを接遇し、「彼は非常に賢い人間だから」彼が求めるすべてのことを手配するようにとバルテルに言った。沈黙は賢さの証しと見なされることがあるようだ。
私が書いたのは1938年のことである。」
アドマス・ヴァルナスによるブロニスワフ・ピウスツキの肖像画、ユゼフ ピウスツキ家財団のコレクションより。